骨格構造の老化が理想的なボディメイクの妨げになっていることを
先日のブログに書かせてもらいました。
骨格構造の崩れは呼吸にも影響する。についてお話したいと思います。
私たち人間は脊柱動物ですので、
背骨の生理的湾曲(以後、S字カーブと記載)の歪みから、様々な骨格の歪みが発生します。
その中の1つにろっ骨があります。
背骨のS字カーブが崩れることにより、ろっ骨が薄く広がりバランスを取ろうとします。
横から見たら薄いけど、前から見たら幅がある。平胴って言われるやつですね。
これが何故呼吸に影響するかというと
平胴が原因で横隔膜がうまく機能できないのです。
まず、呼吸には2つあります。
自然呼吸と努力呼吸です。
「自然呼吸」は何も考えることなく、普通にしている時の自然な呼吸です。
「努力呼吸」は、運動してより身体に沢山の酸素が必要な時や、息苦しい時など、呼吸に努力が必要な状態のときの呼吸です。
呼吸は横隔膜が下がることで空気を取り込み、肺が広がります。
そして、横隔膜が上に上がることで、肺から二酸化炭素を吐き出します。
無意識に行われる自然呼吸はこんな感じで行われています。
使われる筋肉は
吸気:横隔膜、外肋骨筋、内肋骨筋
呼気:ほとんど関与していない。上記の筋が吸った後に弛緩(リラックス)することで呼気になる
しかし、骨格が平胴になってしまうと横隔膜がたわんだり、もしくはひきつった状態になってしまい、横隔膜がうまく動くことができす、肺に空気を取り込むことが難しくなり、呼吸しづらくなります。
呼吸しずらく酸素がうまく取り入れられないので、酸欠にならないよう「努力呼吸」で空気を取り入れようとします。
自然呼吸の3つ筋肉に加え
吸気では胸鎖乳突筋、肩甲挙筋、斜角筋、僧帽筋、肋骨挙筋、大・小胸筋、脊柱起立筋が
呼気では内肋間筋後部、腹筋群、腹横筋、胸横筋、肋下筋などが使われます。
(呼吸を補助するように働く筋肉のことを呼吸補助筋といいます。)
呼吸なので起きてる時も、寝てるときもフル稼働です!
努力呼吸の方が沢山の筋肉が活動するしており、頸部周囲にある胸鎖乳突筋、肩甲挙筋、僧帽筋、斜角筋、といった筋肉が活動しています。
しかし、呼吸補助筋が頑張っても、横隔膜がうまく機能しないと酸素がうまく取り入れられない。。。
呼吸補助筋の活動が活発 ➡ 息苦しい ➡ 肺の状態が良くない
しかも、呼吸補助筋が常に使われているため緊張状態を作り、呼吸補助筋の緊張は肩や背中が緊張に影響する。
その緊張が肩こりや腰痛を招くという負のループなのです。
(しかも、首周りが太くなってしまうという美容的にもよろしくないことが起きます)
そして、うまく酸素が取り入れられないと当然「かくれ酸欠」に自律神経への影響も。
・イライラ
・眠気
・睡眠が浅い
・頭痛
・集中力がない
・肩こり
などの不調が起こります。
背骨は身体の大黒柱です。
背骨の動きと機能を取り戻すことが重要になってきます。
まずは背骨から。
動きも姿勢も呼吸も背骨から。
ストレスなく自然呼吸が行えるようになると、不調が改善することに加え、
・睡眠の質向上
・肌のハリ艶が良くなる
・身体の緊張緩和
・リラックスできるようになる
・疲れにくくなる
と、言った毎日を快適に過ごせるようになり、日常の質が向上します。
頑張らずにスタイルがよくなる骨格ベクトレ。
興味がある方はモニター様を募集しておりますので、お問い合わせください。
下記のDMよりお問い合わせください。
X(旧Twitter)@pomu_lomichan
Instagram@hiromi.k_wellness